マウスピース矯正
（インビザライン）とは
近年、透明のマウスピースを使った矯正治療に対応する歯科医院が増えてきました。矯正用のマウスピースにはさまざまなものが存在しますが、当院では業界で世界トップシェアを誇るアメリカのアライン・テクノロジー社の「インビザライン」を採用しています。
治療中もほとんど目立たず、食事・歯磨きの際には取り外すことができるため、患者さんのご負担は、ワイヤー矯正と比べて少なくなります。
一方で、1日20時間以上の装着が必須、装着中は基本的に水しか口にできない、ワイヤー矯正よりも適応の範囲が狭いといった注意点もあります。
インビザライン矯正は
こんな方におすすめです
- 人と会う・人前に立つ機会が多く、目立つ装置は避けたい
- 痛みを抑えた矯正治療を受けたい
- 食べ物が詰まる・磨きづらい装置がストレスになりそう
- 必要な歯の移動距離がそれほど長くない
- 面接試験を控えている
- 金属アレルギーが心配
インビザライン矯正の
メリット・デメリット
メリット
装置が目立たない
透明の薄いマウスピースが歯列に密着しているため、装着してもほとんど目立ちません。
※保持力を上げるため、歯の表面に白いポッチ（アタッチメント）を取り付けることがあります。
食事・歯磨きが快適
インビザラインは、食事・歯磨きの際には取り外します。そのため、ワイヤーとブラケットのように、装置に食べ物が詰まる・磨きづらいということがありません。
治療中の虫歯・歯周病リスクの上昇が
抑えられる
食事・歯磨きが快適であり、マウスピースそのものも水洗いができるため、口腔内の清潔が保たれ、治療中の虫歯・歯周病リスクの上昇が抑えられます。
痛みが少ない
インビザラインは、持続的に、微弱な力をかけることで効率的に歯を動かします。
そのため、ワイヤー矯正と比べると、痛みが少なくなることが期待できます。
金属アレルギーのリスクがない
金属は一切使用していません。金属アレルギーの方、金属アレルギーが心配な方も、安心してご使用いただけます。
デメリット
1日20時間以上の装着が必須
正しい効果を得るためには、1日20時間以上の装着が必須です。食事・歯磨きの際には取り外すため、それ以外は基本的につけっぱなしとなります。
装着中は原則として水しか口にできない
装着中は、食べ物、水以外の飲み物は口にできません。
装置の破損、装置・歯への着色、虫歯のリスクがあるためです。
ワイヤー矯正と比べると適応の範囲が狭い
歯並び・噛み合わせの乱れの程度が重度であるケース、骨格に問題があるケースは、適応外となることがあります。
